株式の持ち分は後悔しませんか ?

株式は、当然に会社の所有関係、だれがオーナーかを決めます。100株の会社の場合は、51株と49株では雲泥の差が出ます。49株はオーナーではないですが51株はオーナーです。役員人事、株の配当等の実権を持ちます。従って、設立当初に株が49株あって、大きな会社になった時役員を解任され経営に口をはさむことができなくなり後悔が残ることがあります。
また、他人に1株でも持たせれば実際に株主総会を開催するために招集通知を出さなければならず煩わしさが多くなります。株はできるだけ社長本人が持ち、相続対策でご子息等に持たせることも一案です。贈与税等の関係で株の移転は設立後に実際はできなくなることもあります。設立時の株が一株1万円であっても設立後10年後の株評価が一株数十万になることもありますのでご子息に移転させたくても贈与税が高くて移転できないこともあるのです。将来を考えて株のもち具合を考えて下さい。
株式移転のとき等は必ず税理士に相談するようにして独断でやらないことをお勧めします。

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